企業が、全社及び部門別の業績管理を迅速かつ正確に行うためには管理ツールが不可欠です。
　そのために開発されたパソコン会計ソフトがFX2[電子帳簿版]です。
　このFX2は、会計事務所と関与先企業の「分業型ネットワークシステム」となっています。企業ではFX2を使って日々の利益管理や手形、資金管理などを行い、会計事務所では毎月の巡回監査を通して、法令に基づく正規の会計帳簿等(仕訳帳、総勘定元帳、賃借対照表、損益計算書等)の作成を行います。またFX2は、平成10年3月に立法化された帳簿書類の電子データ保存制度(「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」)に完全準拠しています。

　FX2は、経理事務の合理化だけでなく、部門管理者の職務遂行と経営者の意思決定を的確に支援します。

�@リアルタイムなマネジメント情報を提供

いつでも、画面から全社(部門別)の業績を「変動損益計算書」及び「要約賃借対照表」のフォームで確認し、本日までの予算比と前年同期を確認できます。

�Aドリルダウン型の問合せ

全社(部門別)の業績から異常値を発見したら、即座に、その場で該当項目をクリックし、個別の取引(仕訳)にまでドリルダウンして原因究明することができます。

�B当期末業績の先行き管理機能

年度目標の売上高と経常利益を達成するために、どのような打ち手があるか、期末までの業績を季節指数を使ってシミュレーションすることができます。

�C部門別業績をタイムリーにレポート

部門別の最新業績の要約と部門貢献利益の順位分析がいつでも可能となります。

�D優れた手形管理機能

仕訳と完全連動して、支払手形と受取手形の期日・口座管理が可能となります。

�E改正消費税法の記帳義務に完全対応

仕訳データとして、「実際の仕入れ年月日」及び「課税仕入れ資産等の総称」を入力することにより、消費税の仕入れ税額控除の要件を満たす会計帳簿が完璧にできます。

�F日々の記帳業務を合理化

定型的な仕訳及び毎月定期的に入力する仕訳は「仕訳辞書」から選択し、漏れなく簡単に入力することができます。

�G「経理業務日報」の自動作成

「現預金残高報告書」等の資金管理に必要な日報が、毎日必ず作成されます。

�H「継続MAS」との連動

永田会計事務所の指導による「業績検討会」で決まった年度予算をそのまま登録できます。

�Iイントラネット/インターネット

全国に配置されたTKCのアクセスポイントからイントラネット/インターネットに接続し、多様な機能を活用することができます。

　人事給与情報システム「PX2」で作成する仕訳データは、FX2に追加自動仕訳として読み込みができ、事務効率を一気に高めることができます。また戦略販売・購買システム「SX2」と連動させることで、売上・仕入データ及び入金・支払データの二重入力を避けることができます。