■すべては「巡回監査」から始まる

 TKCコンピュータ会計システムは、「巡回監査」と「月次決算」の実践を前提として利用されています。TKC会計人は、毎月、関与先企業に出向いて巡回監査を行い、会計資料や会計記録の適法性や正確性を検証した上で、TKC情報センターとオンライン接続し、迅速に月次決算を行っています。
 その結果、適法かつ正確な会計帳簿等(商法及び税法が定める、仕訳帳、総勘定元帳、月次の賃借対照表、損益計算書、及び経営管理のための月例経営分析表等)が毎月提供されることになります。
 これらの会計データは、TKC情報センターの「財務時系列データベース」に備蓄され、期末には「決算書」と、その事業年度において月次決算がいつ行われたのかを示す「データ処理実績証明書」(下図参照)が発行されています。


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